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山脇豊左官について

悠久の時代からある左官という仕事。
誇りと責任を持って。

文献によれば左官という仕事は、建久元年(1190年)の東大寺再建の時、
大工などの職人が官位を受領するなかで、壁塗は「左官」になったとする説などがある。
安土桃山時代になると茶室の建築に左官が活躍。
江戸時代の浮世絵にも多数描かれている。
建久から数えれば800年以上続く左官という仕事。
時代とともに建築様式は様変わりするなかで、
デジタル時代の今だからこそなのか、
天然素材を使用した壁が見直されている。
多彩な左官仕上げの手仕事が求められる。
左官の先人たちがいたからこそ、今があり、自分がある。
この仕事に誇りを持ち、次代へつなげていく責任を胸に、
山脇豊左官をこれからも続けていきます。

Plasterer Yamawaki Yutaka

PROFILE

  • 1977年

    7月13日、静岡県藤枝市に生まれる

  • 1997年

    20歳より父親の元で左官業をはじめる

  • 2010年

    山脇豊左官 立ち上げ

  • 2016年

    静岡県左官技能大会 最優秀県知事賞 受賞

  • 2020年

    静岡県青年優秀技能士 受賞

  • 1977年静岡県生まれ。
    左官職人の家に生まれ育ち、20歳から父の元で左官を生業とする。
    兄も1級建築士として「山脇建築設計室」を営み、家族で建造物に携わる。

    年々自身は左官の世界にのめり込み、全国様々な親方の元で本格的な修行を始め、2010年山脇豊左官を設立。

    伝統建築物の修復、復元作業だけでなく、商業施設や教育関連施設や個人邸の内外装を手がけることも多い。世界的評価を受けている左官職人「久住有生」氏との出会いを期に現在の独創的なスタイルを築き今なお取り組み方、モノの捉え方など全国各地を飛び回りながら、親方の表現を学んでいる。

    個人としても静岡県左官技能大会 最優秀県知事賞受賞など高い評価を受ける。