文献によれば左官という仕事は、建久元年(1190年)の東大寺再建の時、
大工などの職人が官位を受領するなかで、壁塗は「左官」になったとする説などがある。
安土桃山時代になると茶室の建築に左官が活躍。
江戸時代の浮世絵にも多数描かれている。
建久から数えれば800年以上続く左官という仕事。
時代とともに建築様式は様変わりするなかで、
デジタル時代の今だからこそなのか、
天然素材を使用した壁が見直されている。
多彩な左官仕上げの手仕事が求められる。
左官の先人たちがいたからこそ、今があり、自分がある。
この仕事に誇りを持ち、次代へつなげていく責任を胸に、
山脇豊左官をこれからも続けていきます。
Plasterer Yamawaki Yutaka
7月13日、静岡県藤枝市に生まれる
20歳より父親の元で左官業をはじめる
山脇豊左官 立ち上げ
静岡県左官技能大会 最優秀県知事賞 受賞
静岡県青年優秀技能士 受賞