
ABOUT

壁を塗る。
その仕事は、800年以上続いている。
左官は、土や漆喰などの素材を使い、鏝(こて)を用いて壁や床、天井などを仕上げる、日本で古くから受け継がれてきた仕事です。
時代によって建築のかたちは変わっても、素材と向き合い、人の手によって一つひとつ仕上げるという本質は変わりません。
そして現代では、左官は建物を仕上げるための技術だけではなく、色、質感、凹凸、陰影までをつくり出す、空間表現のひとつへと可能性を広げています。
壁を仕上げる技術から、空間そのものをつくる表現へ。
それが、私たちが考える左官です。
OUR WORK

01.
INTERIOR
空間に、表情を。
室内壁や天井など、空間の印象を大きく左右する部分を左官で仕上げます。
素材や色、質感、照明による陰影まで考え、住宅から店舗・施設まで、その空間に合わせた表現をつくります。

02.
EXTERIOR
建築に、個性を。
外壁や玄関まわり、アプローチなど、建物の第一印象をつくる場所にも左官の表現を。
周囲の景観や建築デザインとの調和を考えながら、素材感のある仕上がりをつくります。

03.
FLOOR
足元にも、デザインを。
土間や玄関アプローチなども、壁とは異なる素材感や表情を楽しめる場所。
空間全体を捉えながら、壁から床まで一体感のある仕上がりを考えます。
DIFFERENCE

MATERIAL
土、漆喰、石灰、砂、藁。
古くから左官に使われてきた素材には、それぞれ異なる色、質感、風合いがあります。
山脇豊左官では、決められた材料をそのまま使うだけではなく、求める表情や空間に合わせて素材を選び、ときには独自に配合しながら仕上がりをつくっていきます。
素材そのものが持つ個性を知り、その魅力をどう引き出すかまで考える。
仕上げからではなく、素材から考えることが、唯一無二の表情につながります。

PROPOSAL
「こんな質感にしたい」「この空間に合う壁をつくりたい」。
言葉や図面、写真などからお客様や設計者が思い描くイメージを汲み取り、その意図まで考えながら仕上がりを組み立てます。
求められたものをそのまま再現するだけではなく、素材や色、塗り方、光による見え方まで考え、職人としてもう一歩先の表現を提案する。
要望に応える。その先にある、期待を超える仕事へ。

FLEXIBILITY
建築が違えば、空間も、光も、求められる表情も違います。
だから、すべての現場に同じ答えを当てはめることはしません。
昔ながらの土や漆喰、受け継がれてきた左官技法を大切にしながら、必要であれば新しい素材や技術、発想も取り入れる。
伝統か、現代かではなく、その場所にとって何が一番美しいのか。
一つの方法に縛られない柔軟な発想で、その空間だけの答えを探します。

COLLABORATION
設計事務所や建築デザイナー、店舗・企業、そして住まいにこだわるお客様。
完成形が明確に決まっている仕事だけではなく、「こんな雰囲気にしたい」というイメージの段階から相談を重ね、表現をつくり上げていきます。
設計の意図を理解し、職人だから分かる素材の特性や施工方法を掛け合わせながら、一つの空間をともにつくる。
ただ施工する職人ではなく、表現をともにつくるパートナーとして。
技術と感性の両方から、理想の空間に向き合います。
デジタル化が進み、均一で精密なものを簡単につくれる時代だからこそ、人の手でつくられたものが持つ不均一さや、天然素材が見せる表情に、新しい価値が生まれていると私たちは考えています。
光によって変わる陰影、見る角度によって感じ方が変わる凹凸。
職人の手の動きが残る質感。
左官には、既製の建材ではつくれない空間があります。
古い仕事だからこそ新しくできる、左官の可能性を、もっと自由に。
